過失割合で揉めるケースと、損をしないために知っておくべきポイント
姫路なかむら整骨院では、交通事故に関する正しい知識を身につけていただくため、全4回の「交通事故の過失割合シリーズ」 をお届けしております。
第1回では過失割合の基礎知識、
第2回では事故場面別の過失割合を解説してきました。
第3回となる今回は、実際に非常に多い
「過失割合で揉めるケース」 と、
そのような状況で 損をしないために知っておくべき大切なポイント についてお伝えいたします。
姫路市や東辻井周辺でも、事故後にトラブルになるケースは少なくありません。
適切な知識を持つことで、患者様自身を守ることにつながります。
このようなことでお悩みではありませんか?
- 相手が過失を認めず話が進まない
- 保険会社の提示した割合に納得できない
- ドラレコがなく証明できず困っている
- 「こちらにも過失がある」と言われて不安
- 示談がまとまらないまま痛みが悪化してきた
- 姫路市・東辻井で交通事故に詳しい整骨院を探している
このような不安を抱えている方は、ぜひ姫路なかむら整骨院までご相談ください。
事故対応の経験が豊富な施術者がお話を伺い、身体のケアとアドバイスを行います。

過失割合で揉めるよくあるケース
交通事故の示談交渉において、過失割合で揉めるケースは非常に多くあります。
代表的な例を見ていきましょう。
【1. 信号の色でもめるケース】
「青だった」「黄色だった」「赤になった瞬間だった」
このように双方の主張が食い違うのはよくあることです。
特に、
・夜間
・夕方の混雑時
・自然光が弱い雨の日
などは色の見え方にも誤差が生じやすく、トラブルになりやすい場面です。
【2. 一時停止をした・していない問題】
出会い頭事故で非常に多いトラブルです。
・相手は「止まった」と主張
・自分は「止まっていないように見えた」
このように主張が分かれる場合、決定的な証拠がなければ過失割合がなかなか定まりません。
【3. スピード違反の有無】
双方ともスピードメーターを見ていないため、
「相手がスピードを出していた」
「いや、普通の速度だった」
という争いが起きやすいポイントです。
特に優先道路で事故が起きた場合、速度超過があると過失割合が大きく変わります。
【4. 駐車場内の事故】
駐車場内は信号や優先道路の概念が曖昧で、
歩行者・車・カートなど様々な動きがあるため過失判断が難しくなります。
「バックしていた」「前進だった」「合図がなかった」
など主張の違いが争点になることも多くあります。
【5. ドラレコがない場合】
近年はドラレコ映像が過失割合の決定に大きく影響します。
しかし、ドラレコを搭載していないと証拠がないため、双方の主張が対立し、示談が長期化する傾向があります。
損をしないために知っておきたいポイント
揉めやすい過失割合のトラブルを避け、正当な評価を受けるために重要なポイントを解説します。
【1. 事故直後の写真・動画を必ず残す】
・交差点の位置関係
・ブレーキ痕
・車両の損傷位置
・信号の状態
・道路の幅
スマートフォンで構いませんので、できる限り多くの記録を残すことが大切です。
【2. ドライブレコーダーの重要性】
ドラレコは、
「どちらが止まっていたのか」
「どちらが先に進入したのか」
を明確に示せる非常に強力な証拠です。
過失割合のトラブルの約半数は、ドラレコがあるだけで解決しやすくなります。
【3. 警察へ必ず届け出をする】
物損事故でも「体の痛みが出ていないから」と判断して届け出をしない方がいますが、これは非常に危険です。
事故から数日後に痛みが出た場合、届け出を怠ると「事故との因果関係が不明」とされることがあります。
【4. 相手とその場で示談しない】
「忙しいから早く終わらせたい」
「小さな事故だから大丈夫」
と、その場で話し合いをするのは絶対に避けてください。
後から痛みが出た場合、対応が非常に難しくなります。
【5. 早期の医療機関・整骨院の受診】
過失割合が決まっていなくても、受診は可能であり、早ければ早いほど改善が早いというのは非常に重要なポイントです。
事故直後に痛みが少なくても、2〜3日後に首・腰に強い症状が出るケースは多くあります。
姫路市・東辻井にある姫路なかむら整骨院では、事故後の施術に特化した対応が可能です。
最後に:
姫路市・東辻井で交通事故のトラブルにお困りの方は、どうぞ姫路なかむら整骨院へご相談ください。
過失割合が決まらず不安な方でも、施術は問題なく受けていただけます。
事故後の痛みを少しでも早く改善させるため、専門的な視点からしっかりとサポートいたします。












